前回の記事ではSurface Pro3を買った理由や、用途までをご説明しましたが記事を書いていた時点では実物がなかったので、具体的なレビューは書いていませんでした。
本日はいよいよSurface本体が届いたということで、実際に使用感をお伝えしたいと思います。
Surface Pro3の用途
以上の3点になります。動画鑑賞は起きているときはデスクトップで、布団に入っているときは今まで使っていた旧型のiPadという感じになるので、今回の使用用途には含まれていません。おそらくバッテリーの観点からあまりよろしくないのではないかと思います。
これが今回のメインになりますね。こいつがメインなら普通のKindle端末を買ったほうが安いし親和性もあるからいいのでしょうけど、以前に持っていたKindleはめちゃくちゃ重い。いちばんスタンダードなモデルを購入したのですが、旧型iPadよりも動作が重かったので、手放しました。
それにひきかえ、Surfaceは動作がサクサクです。Chromeのタブ3つ開いている状態で、Kindleを起動しても普通に指の動きとページをめくる動作が追いついてきてくれます。本からライブラリに戻ったり、ライブラリとダウンロード済みを切り替える動作ももたつくことなくスイスイ動作します。
まあまだChromeとKindleしか入れていない状態なので、これから色々とセキュリティソフトなどなどを追加したり、同時にウィンドを複数立ち上げていたらわかりませんが、現状だとサクサク動きます。
しかし、拡大、縮小するときの動作はいまいちですね。iPadのときみたいにスムーズに行かないといいますか、倍率が100%、110%、120%、、、みたいに中間(111%のような)がないイメージです。見た目はいくらタブレットいえど、中身はPCなので動いているKindleアプリもPC版。12インチと画面が大きいので、そこまで拡大縮小は使わないと思いますが、拡大縮小はいただけない。
- Webブラウジング
僕は基本的にChromeしか使わないので、Chromeの使用感になります。
基本的には普通のタブレットと使用感は同じですね。拡大縮小はKindleみたいに中間の倍率がないということはないです。しかし上部のメニューバー(ブックマークなど)は若干ボタンやタブが小さい印象ですね。
普通に押し間違えるし、押しどころが悪いのか反応してくれない。特別指が太いとかではないと思いますが、押しずらい。メニューバーを大きくするには拡大鏡を使うしかないのですが、あれを使ったらその他の操作に支障が出そう。何度もいいますが、中身は普通のPCなので。
- 付属ペンでのお絵かき
これは色々と盲点でした。購入後のセットアップで普通にBluetoothのペアリングができたので、電池は生きているものだと思っていましたが、OneNoteのペン入力を全く受け付けないのです。
色々と調べてみると、ペンの入力には単6電池(メジャーな単3や単4ではなく)を使用で、Bluetoothのペアリングなどはボタン電池という2種類の電池を使用しているようです(なんだこれ面倒臭い)。
リサーチ不足な自分も悪いのですが、もともとお絵かきなんてさほどする予定でもなかったのでペン機能は使わないかもしれません。
しかし、バッテリー式でないのはいただけない。バッテリー式は消耗したらメーカーに出して交換しなければならないというデメリットもありますが、充電式の方が需要あると思うのは僕だけでしょうか。
総評、その他感想
- Surface Pro3のいい点
1.タブレットとしてもPCとしても使える
おそらくSurface使っている人はPC側がメインでタブレットとして使っていない人がほとんどだと思いますが、僕的には基本的にはタブレットで、必要な時にPCアプリを使う感じだと汎用性があり手広く使える、痒いところに手がとどく感じで使っています。
2.キックスタンドが便利
150度まで展開するので作業内容によって調整が可能です。
3.付属の電源アダプタにUSBが付いている
外に持ち出すということはあまりしないので、この恩恵は僕はあまり受けないのですが、スマホの充電をする際などにあったら意外と便利です。
- Surface Pro3の惜しい点
1.ロゴの位置が惜しい
背面にSurfaceという文字があり、キックスタンド広げるとWindowsのロゴマークが隠れています。僕的にはSrfaceの文字はいらないのでロゴマークを前面に出していただきたかった。Srafaceかそうじゃないかなんて、一目見ればわかるので。ちなみにSarface Pro4ではそんな感じになっていました。あとは、OSのバージョンとSSD容量の印字がある点もちょっと残念でした。
2.付属ペンが電池式
筆圧や感度がどの程度かわからないのでなんとも言えませんが、正直ペンがなくても普通に操作はできるので、わざわざ電池を買ってまで使いたいと思うほどなのか疑問です。
3.結局PC(Windows)
結局PCということで、.exeファイル動かせたり便利なのですが、セットアップ後のWindowsUpdateでファンの音がすごかったです。ファンが壊れたら熱暴走は必至ですね。
他には、コントロールパネルから色々と設定を変更する際に拡大できないので、ボタンやチェックボックス、ラジオボタンが小さくて指だとうまく操作できない。iPadなのタブレットなら元々操作しやすいようにボタンの大きさなど調節してあるのですが、Surfaceは結局はPCなのです。
4.タイプカバーが邪魔
上記画像には写っていませんが、タイプカバーも一緒に購入しました。タイプカバーは打ちやすく文句はないのですが、タブレットとして使いたい自分からしたら、邪魔です。丸めてキックスタンドの間に収納できたりしたら必要な時だけ取り出してタイプする感じにできるのですが、高望みしすぎですね。
5.Windows8.1
正直これはSurfaceとは関係ないかもしれませんが、搭載れているOSがWindows8.1。これは使いずらい。8.1はタブレットように開発されたという話を聞きますが、コントロールパネルなどの設定部分はこれまで使っていたWindowsと同じ感覚で使ってしまうので、どうにも慣れません。
ちなみ、今の僕のガジェット環境が、デスクトップがiMac(Mac)、タブレットがSurface(Windows)、スマホがAndroid(Linux)と雑食もいいところですが、うまく共存させて使っていきます。